銀行預金の相続による名義変更とその方法

銀行口座を保有している人が他界した場合、相続の手続きが必要になります。
口座残高の大小に関わらず、相続しないままでその口座を解約したり名義変更したりすることはできません。
無くなられた方の保有していた財産を相続する権利を持っている相続人全員の合意が必要です。
民法では法定相続分として、相続人の取り分となる遺産相続の分割割合は次のように決められています。
配偶者と第一順位者(子か孫)であれば「配偶者が1/2 、第一順位者全員で1/2」
配偶者と第二順位者(父母か祖父母)では「配偶者が2/3、第二順位者全員で1/3
配偶者と第三順位者(兄弟姉妹か甥姪)なら「配偶者が3/4、第三順位者全員で1/4」
内縁関係や相続放棄した場合は、相続人となりません。
相続人の間で遺産分割の合意ができる場合は、民法上の分割割合を考慮する必要はありません。
遺産分割の合意がされれば、銀行に必要書類を提示し銀行預金の名義変更の手続きが可能となります。
〔相続人の実印を押印した遺産分割協議書、故人の改定前戸籍謄本、相続人と故人の関係がわかる住民票や戸籍謄本、相続人全員の印鑑証明、口座を引き継ぐための預金通帳と届出印や本人確認資料、相続の対象となっている預金口座の通帳と届出印やカード等〕銀行で指定される書類を準備して、銀行窓口で手続きします。
必要書類に関しては、複数の金融機関に取引があった故人の場合は複数枚を準備することになりますが、公的書類についてはコピーで対応できたり、独自の書類が必要であったりと金融機関によって異なりますので、最初に窓口で問い合わせた上で準備するのが賢明です。

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